福岡市在住。翻訳者。人の話を聞くのが好き。おいしいものが好き。料理が好き。歌が好き。本も好き。言葉が好き。
by nezumix
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
リンク
フォロー中のブログ
ベルリン中央駅気まま ・ ベルリン ・...
カテゴリ
所感音楽
本
映画
料理
旅行
お薦めアイテム
仕事
プロフィール
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ヘルシーエイジング
去年フランクがアメリカ出張に行った時に買ってきてくれたワイル博士の新作。やっと読み始めました。
今流行の「アンチエイジング=老いに対抗する」ではなく、「老いを受け入れよう」という観点で書かれた本です。これまでのワイル博士の著書を読んでいる私にはあまり目新しい情報はありませんし、8週間プログラムを説明した「心身自在」のように実用的というわけでもないですが、最近の医学研究を反映した老いへのアプローチを提示していてなかなか面白いです。
西洋人は日本人に比べて、いくら歳をとっても「次は私の番」という覚悟をしたくない、「死」や「老い」を直視しないという風潮が強い気がします。人の死について話すことはあっても、自分の死について意見を語る人は少ないです。日本では「私が死んだら…」とか自分の死について口にすることにそれほど違和感がないと思うんですが(私だけかな?)。
ドイツ人について言えば、死について個人的な話をするのはタブーのよう。老人ホームへの登録や年金など老後の準備には熱心ですが…。
そんな感じなので、「老いを受け止めよう」というメッセージのこの本がアメリカでどのように受け入れられたのか興味があります。アメリカでは平積みしてあったそうですが、ドイツではオリジンズのブース以外では見かけません…。
by nezumix
| 2007-09-19 00:00
| 本